コンパクト(75%)サイズで、テンキー付きの珍しいメカニカルキーボード「Havit KB487L」を購入しました。
これを買うであろう人へ向けて、結論から書いておきます。
変態性を理解したうえで購入しないと、あとから手放すことになるよ・・・!
本記事はWindows10向けのものであり、Macやその他OSについては動作確認をしておりません。
Havit KB487L スペック
接続方法 | USB |
キー数 | 89 |
キースイッチ | Jixian Red Switch |
キーキャップ | PBT |
押下圧 | 35g |
キー配列 | US英語配列 |
耐久性(公称値) | 5千万回 |
重量 | 853g |
材質 | ・ボディ:スチール・キーキャップ:PBT |
LED | なし(BackSpaceキーのみ) |
その他 | マルチメディアキーFn + 1〜F8 |
価格 | ¥4,980(havit公式:USD 52.99) |
最大の特徴:テンキーの機能性
キーボード右上のテンキーエリアは、NumLockを有効にすることで、数字入力できます。
通常のキーボードなら、このエリアは上の図のように「Home」「End」「PageUp・Down」が並ぶところです。
しかし、「KB487L」はその常識を破り、魔改造を施しテンキーを付けた。これこそが、このキーボードを使う最大の理由であり、特徴です。
なお、NumLockをオンにするには、「Fnキー+NumLockキー」を同時押しする必要があります。
同時押しは地味に面倒くさいので、ワンタッチで切り替えられるようにしてほしかったですけどね
古めかしくオシャレなデザインが目を引く
パッと見の第一印象は、古めかしいキーボードです。
古臭いイメージを払拭するわけではなく、より良くするためのカラフルなキーキャップ。
例えば、こんな古いカメラのようなイメージがピッタリと感じます。
きちんと高級感を出しつつも、どことなくノスタルジーを漂わせるhavitは、とにかくモノづくりのセンスが良いと思います。
打鍵感は申し分がない。けれど、有名メーカーには勝らない
何万と文字を入力するブロガーにとって、打鍵感はとても重要です。
そして「KB487L」の打鍵感は、良くも悪くもないです。
東プレのREALFORCEの打鍵感が10点満点とした場合、「KB487L」(Jixian Red Switch)は5点。
BAROCCO MD770(静音赤軸)は、8点くらい
赤軸なのに打鍵感が振るわない理由は、キーの渋り
「KB487L」は、キーを押下すると、すこし渋りがあります。
そして、押下の反動でキースイッチ内のバネから金属音が聞こえます。
これは「Jixian Red Switch」が、CherryMXの劣化コピーだと気づいてしまう悪い点です。
そんなわけで、5点と言いましたが、本当なら4点を付けたいところ。
しかし、CherryMXの赤軸とほぼ変わらない打鍵感なので、致し方がなく5点としました。
ただし、キーの品質によるバラつきは感じられず、安定した打鍵が可能なので、一定の水準は保てているのだと思います。
コピーは所詮コピーというところだけど、そのうち中華企業に覇権を取られそう
まとめ
コンパクトサイズでテンキーが付いているオンリーワンのキーボードを紹介しました。
普段はテンキーレスを使っている人は、必要に迫られてテンキーを後付けするくらいなら、「KB487L」を1つに集約するのも良いでしょう。
初心者にはオススメできませんが、変態性を理解して買うには良いと思います。