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iPlay 60 mini Proが格安中華タブレットの頂点。OSのチューニングが甘いことを除けば・・・

8インチのタブレットは「iPlay60 mini Pro」があれば他のタブレットはいらない。

 

ディスプレイがめっちゃキレイ

 

 

筆者が入手した個体は、寒色寄りのカラー。

 

個人的にはもうちょっと暖色が良いのだけど。ロットなど個体差はあるので諦めも必要。だけど見づらいとかそういったことは皆無。

 

Google Pixel 7aのカメラを使いディスプレイの調査をしてみた。専用機材ではないのであくまでも参考値だが、無いよりはマシだろう。

 

色温度:寒色(7,700K)

 

Android OSの設定は「自動調整」で実施した結果、寒色ということがわかった。安価な液晶だろう、ということで仕方はないのだけど電子書籍を読むときに目が痛くなるかもしれない

 

ちなみに暖色に寄せる機能はないので、今後実装されることを願うばかりである。。6,000Kくらいまで寄ってくれればマンガを長時間読んでも目が疲れにくくなるだろう

 

計測したアプリ:Color Temp Master(Pixel 7aリアカメラ)で計測済み

 

照度:最大(400lx)、最小(30lx)

 

ALLDOCUBEによればディスプレイの輝度は最大350nit~320nitと暗めである。野外でガンガン使いたい場合には物足りない感じのように思える

 

実際に使ってみたところ、ギラギラの太陽だと暗くて使いにくく、曇天の日中なら問題なく使える

 

スペックよりも明るい気がするのでアプリで照度を計測したところ、10cmの距離で400ルクス、ピッタリとくっついた状態だと560ルクスもあった

 

つまりスーパーの売り場くらいの明るさはあるということになるのだけど、薄暗い室内かつスマホアプリでの計測なので正確性には疑問符がつく

 

ただ、最大350nitよりは少し明るいといった印象を受けた。350nitといえば、一般的な事務ディスプレイの明るさと同等である。よって逆光にはトコトン弱い

 

ちなみに画面全体の明るさが均等でムラがなく、しっかりと光っているので目が疲れにくい

 

計測したアプリ:ライトメーターで、画面から10cmほど離れて計測済み

 

「ぼやけ」や「にじみ」はなく、非常にキレイな表示である

 

iPlay 50 miniは出荷前にディスプレイの表示調整がされている、あるいは液晶の品質が悪いものに当たってしまったのかもしれないが、妙にシャープがかっていて気持ちが悪かった

 

しかしiPlay 60 mini Proでは各段に良くなっており、見やすい表示になっているのだ

 

比較対象をPro版ではなく無印にしているのが問題なのかもしれないが、1万円も差がないタブレットでこんなにも違いが出ることに筆者は驚いた

 

製造ロットによる特徴の違いや個体差はあれど「はい、iPad miniだよ」と手渡されても気づかないかもしれないくらいにキレイなのだ

 

これならブログやマンガの読み漁りをしても気になることがないし、動画をみていてもストレスがなく集中できる

 

明るさ自動調整してくれる

 

明るさの調整はフロントカメラに入り込む光の強さによって行われる。つまり指で塞いでしまえば暗くなるし、日中の明るい屋外へ出れば明るくなる

 

これはスマホやiPadなどそれなりの価格の端末なら実装されている機能だが、激安の低品質な中華タブレットには無い

 

Mediatek Helio G99に8GB RAM、128GB ROM、ステレオスピーカーなど至れり尽くせりな本機は2万円台なのに実装されている

 

したがって、明るさ自動調整できる本機は最強コスパタブレットなのだ

 

尚、同価格帯のライバルになるであろう「Lenovo Tab B11」は3万円台で輝度の自動調整はある。ただし、Helio G88/4GB RAM/128GB ROMとスペックは格下である

 

もちろん、サポートの充実さはLenovoのほうが格上であり、信頼性も高いのは間違いがない。スペックと価格だけ見て喜ぶのは早計ともいえることではある

 

 

 

 

付録:中華タブレットの一般的なディスプレイの特徴

 

  • 色味が薄く、鮮やかさがない
  • 液晶の色味が黄色や青色に寄っている
  • バックライトが均一ではなく暗い
  • 精細さを出そうと無理やり画質調整していて不自然な描写になっている

 

筆者が購入した個体はよくある格安中華タブレットのような液晶ではなく、バランスが良くキレイな表示をしている

 

10インチくらいの高精細なモバイルモニターと同等のキレイさなのだけど、モバイルモニターが1万円ちょっとする

 

これって・・・採算とれているのかな?メーカーの先行きがちょっと不安になるレベルだね

 

好印象なステレオスピーカー

 

 

安価なタブレットにありがちな、シャリシャリ、ボワボワがないんです

 

Youtubeを視聴したり、ちょっと音楽聴きたいなーって時にでも不足はない

 

「あーじゃあ凄いんだー」というわけでもなく、可もなく不可もなしといった印象

 

スピーカーが片方に寄ってしまっているので、横持ちする場合はカメラが右側にくるように持たないといけないのは難点

 

可能であればmoftなどスタンドをつけて、テーブルなどに置いて使ったほうがいいかな

 

 

手触りの良い筐体、高級感あり

 

 

きめ細かな質感がある

 

金属特有のザラザラした感じではなくて、高級なケント紙のような印象を受ける

 

見た目には「ざらっとしていそう」な感じではあるのだけど、まったくそんなことはない

 

好みの問題が大きいところだけど、僕はめっちゃこの手触りが好み

 

ツルツルだと指紋が目立つし、キズついたときに目立ちやすい

 

ALLDOCUBE OS3.0、発展する・・・かな?

 

 

ALLDOCUBE OS3.0のフローティングウインドウが目玉らしい・・・けど

 

あんまり使い勝手は良くない

 

僕が誤解していたのだけど、これはAndroid OSに組み込まれている機能であって、特別なことではない

 

購入の決め手がフローティングウインドウだけど、iPadOSやWindowsにある「それ」とはまったくもって別のものである

 

これでブログ書いたり、仕事をしたり、スケジュール管理したり・・・といったことは望ましくない

 

PC代わりにはならなかった

 

 

ウインドウの表示範囲を拡大させたつもりが、倍率が変化するだけで表示範囲はまったくもって変わらない

 

画像の左側が「Google Chrome」、右側が「Google Playストア」なんだけど、大きさの違いが分かってもらえるでしょうか

 

せめてこの「表示範囲は拡がらず、倍率だけを変更するウィンドウの拡大」というバカげた仕様を何とかしない限り、PC代わりにはできない(というか、する人居るかな?ロマン仕様だよね)

 

絶妙な使いづらさ

 

 

新規ウインドウをフロートさせるには、画面右端から中心に向けてスワイプ。そのまま指を2秒ほどホールドし、アプリの一覧からフロートさせるものを選択する

 

1ウィンドウを開くたびに、この動作が必要になり非常に手間がかかる

 

また、通常通りの所作(アイコンタップ)で開いたアプリとフロートウィンドウの行き来ができず、行き来させるためには、どちらか一方を終了させる必要がある

 

なんだろう・・・、この機能って便利かなぁ・・・?

 

使用するアプリが固定されている人なら良さそうな感じだけど、僕のようにコロコロと変更する場合には不便な機能だ

 

 

 

 

まとめ

 

iPad miniライクに仕上がった見た目は、賛否あれど個人的には良いと思っている。

 

ディスプレイやスピーカーのクオリティアップ、iPadOSっぽくビルドされたAndroid。

 

いずれをとっても使っていて楽しくなるタブレットであることは間違いなし。

 

しかし、目玉であるはずの「ALLDOCUBE OS3.0」は今のところ使い勝手が良いとは言えない。

 

アップデートしだいではあるが、果たして・・・。