超ミニマムなK380は、カラーバリエーションが豊富でオシャレ。キートップが丸っこいデザインで一見「女子ウケを意識しているのでは」って感じですが、男子が持っても大丈夫です。
パソコン、スマホ、タブレットに対応しているので、デバイスを選ばない。3台までペアリングが可能。ペアリングしたデバイスは、Easy Switchで切り替えることができ、複数デバイスを使う場合に便利です。
単4乾電池×2本で動作するのでエコで経済的。エネループなど繰り返し充電が可能な乾電池を用意しておけば、電池切れに悩まされることがありません。
■Logicool K380 の簡易評価
では、K380についてサクッとレビューしていきます。
- K380 スペック
- ビジュアルは無視できないよね
- 見た目に反して打ちやすい
- 右側Ctrlキーがないことが、少し気になる
- Easy Switch のデバイス切り替えが便利
- キーをカスタマイズできる
- マルチデバイス対応
- Bluetoothの安定性が高い
- 単4乾電池×2本で駆動
- 発売は2015年だけど、現役で使えてます
K380 スペック
Logicoolの公式ウェブサイトより引用(詳細:ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード)
内容 | |
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製品名 | ロジクール K380 マルチデバイス Bluetooth キーボード |
型番 | K380BK / K380BL / K380RD /K380RO / K380OW |
Amazon価格 | ¥3,127 (2020年11月7日現在) |
ロジクールオンラインストア価格 | ¥3,850 (税込) |
発売日 | 2015年10月 |
本体サイズ キーボード(幅×奥行×高さ)mm | 279 x 16 x 124 mm |
本体重量キーボード (電池含む)g | 423 |
カラー | ブラック / ブルー / レッド / ローズ / オフホワイト |
キーレイアウト | 84キー 日本語レイアウト |
キー構造/デザイン | パンタグラフ |
キーピッチ mm | 18mm |
キーストローク mm | 1.5mm |
押下圧 | 60g |
ショートカットキー | ホーム、アプリケーション切り替え、メニュー、戻る、前のトラック、再生/一時停止、次のトラック、ミュート、ボリュームダウン、ボリュームアップ |
その他の機能 | Easy-Switch™ボタン(接続された3台のBluetooth対応デバイスを簡単に切り替え) |
使用電池 | 単4形乾電池 x 2本 |
電池寿命 | 最大2年 |
無線方式 | Bluetooth 3.0 |
ビジュアルは無視できないよね
絶え間なくキーを打鍵していて、ふと目を落とした時に「カワイイっ」となるのがK380 Bluetoothキーボード。このデザインをつくったひとは、控えめに言って天才だと思う。Logicoolはデザインが良いキーボードが多いなあ。
30歳を過ぎてオッサンと呼ばれるようになった部類の筆者でも、これを持って歩けばまるで「フリーランスのライターかな、おされだね」って言われます。
ニア・オッサンの僕が持っても「おされ」って言われるってことは、ファッショナブルな人なら、もっとオシャレになるのは間違いなしです。
つまりビジュアルは満点でいうことがない。ザ・キーボードのビジネス的なイメージを払拭してくれる良いデザインと思います。
見た目に反して打ちやすい
オシャレでカワイイ見た目とは裏腹に、打鍵感が非常に良いです。
押下圧60gは重すぎず軽すぎず、強く打鍵しなくても軽い力で反応する。かといって、軽く触れて誤反応することはなく、ちょうどよい押下圧です。
強い力で叩くように打ち込むと底つきして指を痛めるので、なるべく優しめに打つのが◎。コツはあまり指を振り上げず、すり足のような感じで指を滑らすのが良いです。
1.5mmのキーピッチは数字だけ見るとかなり狭いのだけど、フルサイズのキーボードと同じくらいのキートップなので違和感なくタイピングできます。
ちなみに、キートップが丸みを帯びているので指が吸着して打ちやすそうだと思いましたが、四角いキートップと同じで変化なし。好みによって評価が分かれそうですが、REALFORCE好みの僕は変化がないと感じました。
右側Ctrlキーがないことが、少し気になる
Ctrlキーが左右にある場合が多数ですが、K380は左側のみで右側にはありません。
これは日本語版のみの仕様で、英語版は左右にCtrlキーが存在します。
個人的には「カタカナ/ひらがな/ローマ字」のキーが要らないので、右側にCtrlキーを配置してほしかったところです。
Easy Switch のデバイス切り替えが便利
F1~F2 に割り当てられた「Easy Switch」を押せば、登録したデバイスへの切り替えが一瞬でできる。たとえば、F1:パソコン F2:スマホ F3:タブレット のような使い方をしたときに、キー1つで切り替えができるのは非常に便利です。
僕は外出先で iPad Pro と、スマホを交互に使っています。iPad Pro は執筆に使い、スマホはLINEやメールなどを返信するのに使います。
ペアリング方法はかんたん。F1~F3のいずれかを3秒ほど長押しし、ランプが点滅したらデバイス側でペアリング操作をするだけ。Bluetooth 3.0なので、ペアリングキーを入力しないといけないのは少し面倒に感じますが、ちょっとした作業なのでそこまで気になりません。
キーをカスタマイズできる
「Logicool Options」がインストールできるのは、WindowsとmacOSのみのようです。
キーのカスタマイズは、F4~F7 のみ対応
割り当てできるキーの種類が豊富。Windows10ならコルタナやアクションセンターなどの割り当てが可能。そのほかには任意のアプリケーションを起動できるけど、ぼくは敢えてコピペ機能を割り当てた。Crtl+CとVを往復するのが面倒くさいので、意外とこれが便利でした。
→キーボード設定「キーストロークの割当」で各キーに設定する
標準のファンクションキーとして F1~F12 を使用する
デフォルト設定は F1~F12 にメディアキーが割り当てられている。ファンクションキーを多用する場合は、Fnキーを押下しながら…なんて面倒くさい。そんなときは、「Logicool Options」で設定を変更できます。
→「標準のファンクションキーとして F1~F12 を使用」にチェックを入れる
マルチデバイス対応
Linux系も問題なく使用可能です。ディストリビューションによっては一部使用できない機能もあるかもしれません。(前述のとおり Logicool Options はWindowsとmacのみ)
対応OS |
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Windows |
macOS |
iOS |
iPad OS |
Apple TV |
Chrome OS |
Android |
Bluetoothの安定性が高い
3m以内の位置で電子レンジを稼働させてみましたが、通信が途切れることはありませんでした。
BluetoothやWi-Fiの電波が飛び交うようなところでは未検証。電子レンジごときで安定性が担保されるわけではありませんが、すくなくとも同様の環境では問題なしと断言できます。
単4乾電池×2本で駆動
乾電池式のキーボードは貴重。無線キーボードの大半がリチウムイオン電池を採用するなか、K380は乾電池で動かすことができます。
リチウムイオン電池は消耗や劣化が気になって神経質になりがちですが、乾電池は交換が容易なので非常にありがたい仕様です。
発売は2015年だけど、現役で使えてます
3千円台の安いキーボードなので、耐久性には期待していませんでしたが、2020年11月現在でも問題なく使用できています。
1日2時間くらいの使用をしたところ、1年間で電池を交換したのは、たったの2回でした。
まだまだ使えるところを見ると、耐久性はかなり高いんじゃないでしょうか。
ロジクール ワイヤレスキーボード 無線 キーボード 薄型 小型 K380BL Bluetooth K380 ワイヤレス マルチOS: Windows Mac iOS Android Chrome
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: Personal Computers