Pixel 5のディスプレイについてあれこれ
随時加筆していきます。
- 151 mm ディスプレイ(6インチ)
- パンチホールカメラあり
- アスペクト比 19.5:9(FHD+ 1080 x 2340)
- フレキシブル OLED、432 ppi
- コントラスト比 >1,000,000:1
- HDR サポート
- 24 ビット フルカラー(1,600 万色)
- 常に表示状態のディスプレイ
- 「この曲なに?」機能
- タッチスクリーン
- スムーズ ディスプレイ(最大 90hz 対応1)
151 mm ディスプレイ(6インチ)
対角15 cmでスマホにしては大きめサイズ(2012年度比較)。
パンチホールカメラあり
画面左上に位置するため、邪魔になりにくい。
ゲームをプレイするときは、左下になるように持てば視界に入りにくいです。
カメラのスペック
取り立ててキレイ!というわけではなく、普通に観れるレベルです。
セルフィーも問題ありませんが、より美しくというのであればiPhone 12のほうが美顔効果があります。
- 8 メガピクセル
- ピクセル幅 1.22 μm
- 絞り値 ƒ/2.0
- 固定フォーカス
- 視野 83°
アスペクト比 19.5:9(FHD+ 1080 x 2340)
ハイビジョンTVより少し横長。
縦長に表示できるので、一度に目視できる情報量が多いです。
YouTubeで16:9の動画を視聴すると、左右に黒帯が表示されます。
※画像は自身のYouTubeチャンネルの動画内から抽出
フレキシブル OLED、432 ppi
有機EL(OLED)、432 ppiなので、文字や映像がとても滑らかに表示されます。
また、発色が鮮やか且つ、自然。目が疲れにくいです。
有機ELの特徴は以下。
- 薄型
- コントラスト比が高い
- 視野角が広い
- 消費電力が少ない
- 湾曲させられる
- 常時表示、部分表示が可能
- 製造コストが高い
- 時間経過で劣化する
- 焼き付きが発生する
- 輝度が低い
バックライトを必要としない有機ELは、液晶の素子自体が発光します。
そのため真っ黒を表現するときは、部分的に消灯することができ省エネが実現できるというわけです。
ただし時間経過や劣化や焼き付きが発生するため、小まめに画面を消灯させたほうがいいです。
コントラスト比 >1,000,000:1
有機ELならではのコントラスト比。
明暗がクッキリしていて、黒色がとても引き締まって表示されます。
HDR サポート
従来の液晶だと白飛び、黒飛びしやすい場面でも、きれいに発色します。
そのため、暗い映画のシーンや、極端に明るいシーンでもハッキリ表示させます。
Pixel 5はHDRをサポートしているため、動画・写真の視聴に適しています。
24 ビット フルカラー(1,600 万色)
一般的なパソコン用モニターと同じくらいの色数です(True Color)。
これよりも色数が多いパソコン用モニターもありますが、人間が認識できる限界ともいわれています。
そのため、これ以上の色域表現が必要かどうか、と聞かれると疑問に思います。
なお、同世代のiPhone 12は、Display P3に対応していますので、そちらのほうがスペックが高いです。
普通に使う分には何の問題もありません。
常に表示状態のディスプレイ
スリープ状態で、時計や通知を表示させることができます。
有機ELの特徴として、画面の一部だけを発光できるため、IPS等の液晶よりも省エネです。
ただし、これを使う場合は寿命を削ることになりますので、出来るなら使わないほうがいいかもしれません。
→類似の機能をもったデバイス:Apple Watch(シリーズ5、6)
「この曲なに?」機能
通知画面に表示させることができる機能なので、ディスプレイの技術とは関係なさそうな気がしますが、公式によるのでご紹介。
通知画面に表示させた例。
この機能のすごいところは、Pixel 5(4)が聴いた曲を履歴として残せちゃうことです。
もちろん、聴かせただけで曲名を判別するのはとても凄いことです。
この機能を常時オンにしておいて、気が向いたときに履歴から振り返ることで、そのときの記憶がよみがえってくるかもしれませんね。
たとえば、こんな場面で
「ショッピングモールや飲食店にて、流れている曲が何だったか知りたい。」
だけど、その場でスマホを取り出せないなどの理由があったとしても、履歴として残るのであとから調べることができます。
↑「会社の上司と一緒にご飯食べてる」とか、「配偶者の両親と一緒にいる」だとか、そんな場面ならスマホを取り出すのは抵抗がありますよね。
あとは、単純にスマホを取り出すのが面倒なこともあります。
これがあれば、何の曲だったのか気になって仕方がない!となっても、安心して過ごせます。
Windowsのスマホ同期にも表示されます
「デバイス パーソナライズ サービス」という名目で曲名が表示されます。
タッチスクリーン
フィルムなしの状態と、ありの状態では感度が異なります。
フィルムを貼った場合は感度が下がるので、設定を変更しましょう。
変更方法
設定→ディスプレイ→「タップの感度の向上」をオンにする
スムーズ ディスプレイ(最大 90hz 対応1)
スクロールが滑らかになります。
電池の減りが僅かに速い気がします。
90hzに対応するゲームがそう多くないので、ゲーム目的なら微妙な気がします。
ただ、60hzモードよりもヌルっと感があるので目が疲れにくいです。