タブレットといえばiPadっていう思い込みというか既成事実というか、独裁政治っぽい感じになっててあんまり好きじゃない。
まあiPadを記事作成に使ってる俺っちがいうことではないかもしれないけど、要するにiPadばかりで飽きてしまった。対抗馬になりそうな製品は出てこないのか?大丈夫か?Android??息してるかー!!と叫びたくなった。
そんなわけで今回はあんまり盛り上がっていないAndroidタブレットにLenovoから面白そうなSoCを搭載した製品をみっけたので、勝手にレビュー。
- MediaTek Kompanio 1300T を搭載した11.2インチAndroidタブレット。6万円強という価格なのに、OLED約2K解像度でしかも120Hzというコスパモンスターなのである。
- SoC「MediaTek Kompanio 1300T」は、Antutuベンチが約70万点とSnapdragon860あたりの中堅クラスと同等かそれ以上のスコア。
- 続いて画面。OLEDとは有機ELであり黒の引き締まり具合がハンパではない。
- iPadのRetinaは白をより白く表示させる一方で、有機ELは黒をより深い黒に表示させる。
- 同価格帯のiPad Air5の画面輝度は最大500ニット。Lenovo Tab P11 Proは最大600ニット。
- 解像度が2560*1536と変則的ではあるけど、11.2インチと小型なので267ppiという高精細なディスプレイを提供している。
- 簡単にiPadとの違いをまとめておく。
- ただ1つ。こいつに弱点があるとすれば、純正キーボードが公式で販売されていないという意味不明な事態が発生していること。
- まとめ
MediaTek Kompanio 1300T を搭載した11.2インチAndroidタブレット。6万円強という価格なのに、OLED約2K解像度でしかも120Hzというコスパモンスターなのである。
見出しでほとんどを言い尽くしてしまった。だがもう少しだけ俺っちの与太話に付き合ってほしい。
SoC「MediaTek Kompanio 1300T」は、Antutuベンチが約70万点とSnapdragon860あたりの中堅クラスと同等かそれ以上のスコア。
さすがにM1 iPadとは比べ物にはならないくらいのスコアだけど、まぁその辺りはAndroidの軽快な動作なら問題にならないでしょう。
続いて画面。OLEDとは有機ELであり黒の引き締まり具合がハンパではない。
とにかく締まりまくるから、黒い部分の多い映画や写真なんかを見ていると、画面の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思ってしまうくらいに綺麗なのである。
iPadのRetinaは白をより白く表示させる一方で、有機ELは黒をより深い黒に表示させる。
ということは、どちらが映画を観るのに適しているか?と聞かれたら、間違いなく有機ELのほうなのだ。「何かを観る」という観点から述べると、有機ELが最強だと俺っちは考える。
同価格帯のiPad Air5の画面輝度は最大500ニット。Lenovo Tab P11 Proは最大600ニット。
太陽の下で見る画面はLenovo Tab P11 Proの方が見やすいということになる。けどまあ、ぶっちゃけこの辺りはどうでもいいっちゃどうでもいい。Wi-Fi仕様なこいつをお天道様の下で使うか?って訊かれたら使わんって答えると思うから。
解像度が2560*1536と変則的ではあるけど、11.2インチと小型なので267ppiという高精細なディスプレイを提供している。
iPad Air 5のディスプレイとほぼ同等の精細さを持っている。且つスマホと同じくらいに綺麗な文字が読めるので、目が疲れにくいというメリットがある。と、同時にテキスト作業をする時のテンションが上がるのも忘れてはいけない。
つまりiPadがそのままAndroidに流れてきたって感じのスペックで、かつiPadよりも安価であるというところが最大の魅力ってこと。これが7万円以内で買えたなら、いますぐにポチるしかないでしょう。
簡単にiPadとの違いをまとめておく。
- 最大1TBのmicroSDカードが使える
- 120Hzのリフレッシュレートに対応
- 最大4Kまでの外部出力が可能(複製ではなく拡張)
microSDって必要?とか、外部ディスプレイに拡張表示させる必要がある?とか、120Hz対応していてもゲームが対応してなくね?とかそういう意見がありそうだけど、これはよりPCライクに使える可能性を拡げてくれる機能であり、iPadでは実現しないこと。もし実現できたとしても、今よりもさらに価格が高騰して一般人には買えない金額になること間違いなし。
俺っちが今までiPadをノートパソコン代わりにしようとしていたことが、実はAndroidタブレットならもっと簡単い実現してしまいますよって話。
ただ1つ。こいつに弱点があるとすれば、純正キーボードが公式で販売されていないという意味不明な事態が発生していること。
キーボード接続用のスマートコネクタを標準装備しているのだけど、何故か公式サイトには載っていない。1つ前の製品には標準添付されているが、そっちはサイズが合わないなどの問題があり使えないそう。
む、だとしたら何を使うのだ???
もしかしたら昨今の半導体不足やらで製造が間に合わなかったとか、そもそも工場が止まっているとかそういった理由がありそうな気がするけど果たして。
あと、発売されたのが2022年10月中旬くらいなんだけど、あまり話題にならないのはどうしてだろうか。スペックが近くてもう少し安価なXiaomiPadにユーザが流れているのかもしれない。
そしてそもそもなんだけど、Androidを使うユーザー層がキーボードを求めているのか?と訊かれたら、それはNoなのかもしれない。俺っちは普段からWindowsを使うので、使用感が近いAndroidが好ましいのだけど、世間一般的には違うのかもしれない。
まとめ
ハイスペAndroidタブレットがLenovoから発売されたけど、専用キーボードの販売がなくて非常に困った。そしてあまり話題にならないので買うか買うまいかとても悩んでいる。専用キーボードが販売されたら購入を検討しよう、そうしよう。