斜め上にズレている時事ネタニュース担当、くまたです
私は月に二度、回転寿司チェーン店を利用するヘビーユーザーです。頻繁に子どもがうるさく騒いでいたり暴れていたりすることがあります
酒で酔ってうるさくしている大人客も、もちろん居ます。すべての子連れ客が周囲に迷惑をかけているわけではありません
しかし、ネット界隈では子連れ客に対する反応が厳しく、親のしつけが悪いなど冷ややかですよね
この問題を解決するには、周囲の理解と助けが必要です。その理由について説明します
まずは子供の特性や特徴を理解する
小学校中学年くらいまでの子どもは、騒ぎ出すとなかなか止まりませんよね。タガが外れると大きな声で騒いだり、走り回ったりと好き放題です
興奮状態の子どもに、親が口頭で注意しても制止できる子どもは、ほとんど居ません
私も子どもの頃はそういう時期がありました。というか興奮してはしゃいでいるときは、親の声なんて耳に入っていませんでしたね
さまざまな考えや思想を大人が持っているように、子どもにだって特性や特徴があります。すぐ泣く子、怒る子、笑う子など、十人十色なんですよね。
「うるさい子どもだ」と短絡的になる前に、子どもという生き物を理解することが先決です
当然、うるさい子どもや客を許容する必要はありません
まずは理解して認めるところから始めるのが大切なポイントですね
親のしつけが悪いと決めつけない
子どもが騒いでいても親がスマホをいじっていたり、見ているにもかかわらずスルーしているような場面を見かけることがあります
たしかに、スルーしている場合についてはそれはもう、親が悪いとしか言いようがない気もしますが、果たしてそうでしょうか
子どもは感情が高ぶりやすい性質があります。そして一度タガが外れるとコントロールするのは非常に難しいです
先ほども書いたように、興奮状態の子どもは親の言葉が届かず、周囲がまったく見えなくなります。いくら子どもに静かにするよう言い聞かせても改善することは困難です
日ごろから家庭内で指導していたとしても、楽しくなるとどうしても騒いでしまうのです。大人だって酒で酔って楽しくなって騒いで迷惑をかける人も居ます。当然、酒が入っていなくてもうるさい人はうるさいです
これは親のしつけがどうこう言う問題ではないですよね。本能的なことと言えます
子どもという前に、子どもだって一人の人間ですから、親のしつけ云々ではなく本能的なところからくるのです
つまり「子どもがうるさいから親のしつけが悪い」ではなく、「人という生き物の本能」からくる行動なので、しつけとかそういう問題ではないのです
もちろん親御さんのしつけをしている姿を想像すると、文句なんて言えるわけはありませんけどね
お店の取り組みやルールづくり
親と子どちらにも社会的な教養を身につけてもらう必要はありますが、それと同時にお店の取り組みを明確にすることも肝心だと言えます
例えば、あらかじめルールを設けておき、反する客についてはペナルティを課すなどの対処があっても良いと思います
子どもの抑制が難しいとはいえ、行き過ぎたら他の客への迷惑になります
もっとも肝心なことは、歩み寄り
子連れ客が店内に居るなら、周囲の客は子どもの性質を理解することが大切なことだと書きました
親御さんのしつけも重要なことであり、何ならこれがすべてであると言っても良いです
子どもが暴れたり騒いだりして制止しないようなら退店する
そして、そのようなファミリー客を見かけたら「うるせーな」と思ってネット上に書き込んだりしない
お店はルールを設け、必要に応じた対応をおこなう
三者三様の対応をすることで、問題を解決する一歩だと私は考えます
みんなで少しずつ思いやりを持ち寄ってもった行動をすれば、やさしい世の中になると思いますよ
参考:
飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意しない親…清掃に30分以上、店主の本音「出禁にしたい」(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース