USBタイプのHID(キーボード、マウス、ゲームパッドなど)を、無線化できる神アイテム「USB2BT+」の力を最大限まで引き出してみましょう。
まずUSB2BT+とは
BIT TRADE ONE USB HID Bluetooth変換アダプタキット USB2BT 組立済み ADU2B02P
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: Personal Computers
有線のUSBキーボードやマウス、ゲームパッドをBluetooth化できる神アイテム。
Amazon価格:6,900円とすこし値が張るけど、人によってはとても価値がある。
USBハブを使いましょう
これが本来あるべき姿。というか、こういう使い方が目的になることが多いんじゃないかと思う。
写真のものは、「東プレ REALFORCE」と「Logicool G304」。
ちなみに、USBタイプの無線方式(2.4Ghz)の製品でも使える。
本命はキーボードとマウスがコンポになった製品
さきほど述べたとおり、USBタイプの無線キーボード、マウスでも使える。
これは「Logicool K240+M212」のコンポセットを使用した例である。
「いやいや、元から無線なのだから、敢えてBluetoothにするのは本末転倒」という声が聞こえてきそうだ。
しかし、ちょっと待ってほしい。
この方法を使えば、コンポタイプのあらゆるLogicool製品をBluetooth化できるわけで、これまでiPadやiPhoneでUSBタイプの無線方式が使えなかった点を解消できる。
しかも、有線とは違って、ケーブルの取り回しを意識する必要がなくなる。
有線の話については、以下の過去記事を読んでみてほしい。
ん?ちょっと意味が分からん、けど過去記事を読むのは面倒、という人は次の話を読んでほしい。
Bluetoothキーボード、マウスの特徴
まず、Bluetoothとは、パソコン、タブレット、スマホ(以下、端末と表現)などと1対1でペアリングして使うもの。
1つのBluetooth製品につき、1回ずつペアリングしなければならない。
もちろん、キーボードやマウスだけではなく、イヤホンや端末をペアリングして使うことなんかもある。
ペアリング数が複数になると、混線が気がかりであること、それから、端末側のペアリング上限を意識しなければならない。それぞれをうまく管理していく必要がある。
それは当然、Bluetoothを使うUSB2BT+でも同じことが言える。
しかし、USB2BT+は複数のキーボード、マウスを1つのBluetooth製品としてアレイ化できるため、管理のうえで非常に有利であるといえる。
先に述べた「Bluetooth同士の混線やペアリング上限」を意識する必要がないということになる。
また、Bluetooth製品の特徴として、リチウムイオン電池が使われていることが多い。
一方で、USBタイプの無線(2.4Ghz )の製品は、一般的に乾電池が使われる。
僕はこのリチウムイオン電池の管理が苦手なので、できればエネループなどの乾電池を使用したい。
ただし、乾電池式のBluetooth製品は数少ないため、選択肢が狭くなってしまう。
そんなわけで、本件で紹介したUSBタイプの無線(2.4Ghz )をUSB2BT+で使用することによって、無線キーボード、マウスの選択肢を一気にひろげることができる。
こんな便利な使い方ができるUSB2BT+は、まさに神が与えたアイテムである。
まとめ
本来の目的は「有線タイプのキーボード、マウスをBluetooth化する」なのだけど、ケーブルの取り回しに苦慮する。
一方、USBタイプの無線(2.4Ghz )キーボード、マウスなら、もとが無線なのでケーブルを気にしなくていい。
しかし、USBが使えない端末では、Bluetooth以外の選択肢がない。
そこでUSB2BT+の出番・・・となるわけだけど、本件で紹介したように、もとが無線のものを敢えてBluetooth化するため、だけにUSB2BT+を購入する行為は果たして。
ロマンティックですね~~~~