自作歴20年のくまたです。
パソコンを「どこに置こうかな~??」と悩んだ結果、とりあえず床に置くというのは絶対にやめたほうがいい。その理由と解決案を紹介します。
パソコンは浮かせて設置するべき
理由は説明する必要もないかもしれないけど、もっともホコリ・チリが落下する場所は床。床に直接置くことでパソコン内部のファンがホコリ・チリを吸い込んでしまい、パソコン内部に侵入しパーツに付着することで熱が逃げにくくなる。最終的にはパソコンの寿命に影響するので、なるべく床から遠ざけた場所に設置するのが良い。
。・゚・(ノ∀`)・゚・。.。(人体にもよくないもの)
パソコンの底面に通気口がある場合は、メッシュで対策
どうしても床に置かざるをえない場合は、ホコリが侵入しそうな通気孔すべてにメッシュを取り付けたほうが安全。もちろん床に置かなくても付けておくのがベスト。
マグネット式のメッシュなら、ケースにくっつけることが出来て便利。もしマグネットがなければ両面テープで貼り付けるのがベター。ただし経年劣化で剥がれ落ちる、あるいは粘着がベタベタになって後始末が大変になることもある。
ちなみに、パソコンにマグネットをつけるのは良くないのでは?という意見もあるけれど、基本的には問題ない。というかケースにマグネットを付けたくらいでは、どうにもならないし悪影響はない。
カンタンにDIYできるパソコンラック(PCキャスター)
木の板とキャスターがあれば、誰でもカンタンにパソコンを設置する台が作れる。木の板はホームセンターでも100円ショップでも手に入るし、キャスターも同様。
- 木の板(コスト重視なら100円ショップのMDF板)
- キャスター(5-10kgくらいの耐荷重があればOK)
- ドライバー(あれば電動のもの)
- ドリル(手回しはキツイので、ドライバーと兼用の電動式を)
MDF板とキャスターを100円ショップで買えば、200円で作れるから高コスパ。もし作るのが面倒なら、サンワサプライが販売している2,000円のPCキャスターを買うのがベスト。横幅を伸縮できてパソコンの大きさを気にしなくて済むので便利。
作り方(図解付き)
板の裏になる面にネジの長さと直径よりもちょっと小さいくらいの穴をドリルで開ける。ネジと同じ長さ・直径の穴にしてしまうと、スカスカになることがあるので要注意(スクリューネジの場合)。
板に幹がある場合は避けて穴を開ける。穴を開けるときは真っ直ぐに。真っ直ぐじゃないと写真みたいなガタガタになって失敗する。4コーナーすべてにキャスターを取り付けて完成。あとはパソコンを載せればパソコンキャスターとなる。
制作にかかった時間は約30分程度。設計からきちんと起こせばもっとかかると思うけど、板にキャスターを取り付けるだけなので設計も何もありません。
🤔.。(キャスターの取り付け位置は決めたほうが良いです)
まとめ
パソコンは熱に弱い部品で構成されているので、熱がこもる原因になるホコリ・チリをなるべく防ぐこと。床とパソコンの間に一枚板を挟むことで、床のホコリ・チリをある程度防ぐことができる。200円くらいでキャスターを自作するなど対処はカンタンなので、ぜひお試しください。