モバイルモニターはメインになりえない話。
筆者のデスクは奥行45cm・横120cmと、とっても横長。奥行がわずかに足りないので、20インチ以上のモニターを置くと、目が近くなって辛い。15.6インチのモバイルモニターをメインに置いてみたら、最初は良かったけど、やはり辛い。そんなわけで、現在は23.8インチのモニターをメインにしているのであります。
モバイルモニターがメインになって辛いこと
15.6インチはノートパソコンに採用されているし、メインになっても大丈夫と考えていた。だけど、いざメインにしてみると文字が小さい。dpiを上げてみたり、解像度を下げてみたりしたけれど、今度は作業領域が足りない。作業領域を拡げるべくもう一枚購入。これでおよそ普通に使える環境となり、使用感はまずまずだ。
しかし、15.6インチのモバイルモニターを2枚置くと約30インチになる。これなら素直に27インチくらいのモニターを置いても良いのでは?と思うけど、15.6インチは縦の長さが短い。奥行45cmで27インチの圧迫感が耐えられないので、これはモバイルモニター2枚置きが一歩リード。
ただ、やはり文字が細かいのでdpiを上げないといけないこと、シングルだと作業領域が足りなくなること、最後にデュアルにしてもスペースを取るのが辛いところ。モバイルモニターをメインにするとジレンマが多くて「この使い方が最高だ!」という風に言えない。これもブロガーとしては辛い、というか苦しいこと。
モバイルモニターの運用方法として正しいのは、サブモニター
やはりというべきか、サブモニターとして置くのが一番良い。ノートパソコンのサブモニター、デスクトップのサブモニター。そんなところだと思う。
あとは、任天堂スイッチのプレイ環境としても良い。筆者は任天堂スイッチを買ったものの、画面が小さすぎてゲームのやる気が出なかったけど、モバイルモニターのおかげでプレイするようになった。もちろん、大きい画面のほうが没入感があって楽しいけど、インチ数が高いと映像美が損なわれるので15.6インチが丁度よいとなった。
しかし、サブモニターに1.5万円も支払うのはコスパが悪いと思う。
サブモニターとしての正しい使い方
『サブはサブだけど、用途を明確にすればコスパは改善する』ということであります。それはモバイルモニターの小ささを有効活用できる「縦表示」にすること。20インチを超えるモニターで同じことをすると、上下に見渡すために首を振らなければならない。
- 価格ドットコムを縦画面で見る
- ブログの記事を縦画面で書く
- ピンタレストを縦画面で見る
iPadを縦にして表示させたときと、ほぼ同じくらい。上下の視界が広がり、スクロール量が少なくて済む。マウスホイールの節約にもなる。
モバイルモニターの使い方として、これが一番良かった。
17.3インチのモバイルモニターも良いけど・・・
15.6インチが一回り大きくなり、重量感もアップ。文字の見やすさが、やや向上しメインとして置いても良いレベルとなる。しかし、インチアップの影響で横幅が伸び、デュアルには不向きである。モバイルモニターの利点はコンパクトさなのだから、17.3インチを使うくらいなら20インチくらいのモニターでも良いとなる。
もちろん大きくなった分、価格もアップ。安いものでも3万円前後で15.6インチと比べて2倍。コスパ度外視ならアリかもしれないけど、中途半端。現状で17.3インチを選択するメリットはあまりない。
そんなジレンマを抱えているのが17.3インチ。
まとめ
ノートパソコンのサブモニターや、縦表示用のサブモニターとしては優秀。メインに置くには、大きさが足りない。メインにしたいのなら、工夫が必要であります。