Googleフォトの写真を一括ダウンロードすると「.json」の拡張子がついた邪魔なファイルが付いてきます。
一括ダウンロードは非常に便利な機能ですが、そのあとの整理する作業が面倒くさかったり・・・。
今回は「.json」ファイルを削除する方法について説明します。
はじめに
Googleフォトは、Googleドライブの容量を使うようになった
Googleフォトのデータ容量が、Googleドライブの容量を消費するようになりました(2021年6月~)。
基本的にスマホで撮影した写真データは、Googleフォトに自動でアップするような設定です。
気づけば、Googleドライブの容量が残り10%以下ってことが頻繁に起こるようになりました。
Googleドライブのデータ容量を節約することに繋がるので、定期的に実行したほうが良いです。
ダウンロードしたファイルに、「.json」ファイルが大量に入っている
ドライブ容量を圧迫していた写真を一括削除して、容量を節約したいのでフォトデータを一括DLしてみたところ、「.json」ファイルが大量にくっついてきました。
どこで使用するのかよく分からないし、調べてみたところ写真や動画を見ることへの影響は無い様子。邪魔なので削除したいです。
「.json」とは、メタデータのこと
Googleの公式説明によると、ファイルの「タイトル」や「説明」などの目に見えるデータのことを指します。
不要な場合には、ファイル数が増えて邪魔なだけなので、削除しても写真や動画への影響はありません。
Windows10の「コマンドプロンプト」で一括削除する手順
大まかな手順
- コマンドプロンプトを起動する
- ディレクトリ移動コマンド:cd [対象フォルダのパス]
- 削除コマンド:[del /s *.json]
では、具体的な作業手順について説明していきます。
1. コマンドプロンプトを起動する
※[Windowsキー+Rキー]で”ファイル名を指定して実行”から、「cmd」と入力するでも構いませんが、この場合は一般ユーザ権限となります
2. ディレクトリ移動コマンド:cd [対象フォルダのパス]
DLしたフォルダにコマンドプロンプトで移動します。
コマンド
cd C:\Users\ユーザー名\Downloads\takeout-****
cd → ディレクトリ(フォルダ)を移動するためのコマンド
takeout-****は、GoogleフォトからDLしたときのフォルダ名
3. 削除コマンド:del /s *.json を実行
続いて、以下のコマンドをコピペし、Enterキーを押下することで実行します。
Enterキーを押下すると、確認もなくファイルが削除されていきますので、誤りがないかしっかりとチェックしましょう。
コマンド
del /s *.json
これで「.json」ファイルを一掃できました。
手動でやる場合
DLしたフォルダを開いて、画面右上の検索窓に「.json」と入力してEnterキーを押下します。
「.json」のファイルだけが抽出されますので、Ctrl+Aキー(全選択)→Deleteキー押下で削除。
このやり方だと工数がかかりますので、やはりコマンドプロンプトが手っ取り早いと思います。
Googleフォトの一括ダウンロードについて、少しだけ紹介
Googleフォトへアクセスし、画面右上にあるアカウントアイコン左側、歯車のアイコンをクリックし設定画面を表示させます。
設定画面から「データのエクスポート」を展開することで、エクスポート画面が表示されます。
ダウンロード方法と期間、それから定期的に実施するかなど細かな設定ができます。
Googleフォトを頻繁に利用される場合は、半年ごとにダウンロードすることでリマインドになるので非常に便利だと思います。
メールでダウンロードリンクを送付する設定にしておけば、半年ごとにメールが飛んでくるので忘却防止になります。
まとめ
Windows10による「.json」ファイル一括削除の方法について説明しました。
この方法を使えば、他のファイルでも一括削除できます。
ぜひ色々と活用してみてください。